管理者用インストール

配置された製品をアンインストールする

配置された製品をアンインストールするには、最初に、アプリケーションまたはパッケージ モデル配置に使用できるアンインストール スクリプトを作成します。次に、アプリケーション モデル配置がある場合は、ハイブリッド配置にも使用できる Configuration Manager アンインストール アプリケーションを作成します。パッケージ モデル配置の場合、Configuration Manager アンインストール パッケージを作成します。

アプリケーションまたはパッケージ モデル配置用のアンインストール スクリプトを作成する

  1. アンインストールする製品の管理イメージが含まれているフォルダに移動します。
  2. Install <配置名>.bat ファイルをコピーします。
  3. コピー先のファイルの名前を Uninstall.bat に変更します。
  4. Uninstall.bat を開き、最後の行以外のすべての行を削除します。
  5. rem を削除して、アンインストール コマンド(スクリプトの最後の行)をアクティブにします。アンインストール コマンドには、次のコンポーネントがあります。
    • イメージ フォルダ内の Installer.exe の呼び出し。
    • 「-i uninstall」はアンインストール ワークフローを指定します。
    • 「-q」は、自動的にアンインストールを実行します。
    • 「-m」は、アンインストールする製品を決定するためのマニフェスト ファイルを指定します。
  6. アンインストール スクリプト ファイルを保存します。

アプリケーション モデル配置用アンインストール アプリケーションを作成する

  1. Configuration Manager で製品アプリケーションに移動します。
  2. 製品アプリケーションをクリックし、右クリックして[プロパティ]を選択します。
  3. [配置の種類]をクリックします。
  4. 製品の配置の種類を選択し、[編集]をクリックします。
  5. [プログラム]タブをクリックします。
  6. [このアプリケーションをアンインストールするコマンドを指定]領域で、[参照]([プログラムのアンインストール]の横)をクリックします。
  7. [すべてのファイルを表示]を選択し、作成した Uninstall.bat ファイルを選択します。
  8. ウィザードが終了するまで[OK]をクリックします。

パッケージ モデル配置用アンインストール パッケージを作成する

次の手順に従ってアンインストール パッケージを作成したら、他のパッケージと同様に配布および配置することができます。アンインストールする製品が、同じデバイスに対して同時に[インストールが必須]に設定されていないことを確認します。この設定では、同じワークステーションに製品が再インストールされます。

ヒント: 製品のアンインストール パッケージに対して[必須]配置オプションを選択した場合、アンインストール スクリプトが自動的に実行され、選択したデバイス コレクション内のすべてのコンピュータからオートデスク製品がアンインストールされます。
 

  1. ¥Software Library¥Overview¥Application Management¥<パッケージ> に移動します。
  2. [パッケージを作成]を選択します。
  3. 必要事項を入力します。 注: [このパッケージにソース ファイルを含める]オプションに対しては、共有ネットワークの場所に作成した製品のアンインストール フォルダに移動して選択します。
  4. [次へ]をクリックし、[標準プログラム]を選択して、もう一度[次へ]をクリックします。
  5. 標準プログラムのオプションを入力します。
    • 名前。アンインストール パッケージの名前。
    • コマンド ライン。 作成した Uninstall.bat ファイルに移動します。
    • 実行。 Uninstall.bat を非表示で実行するかどうかを選択します。
    • 実行モード。 推奨: [管理者権限で実行]を選択します。
  6. [次へ]をクリックして、[要件]に進みます。
    • 最初に他のプログラムを実行するかどうかを選択します。
    • アンインストールが特定のプラットフォームでのみ実行されるかどうかを指定します。
  7. [次へ]をクリックして設定を確定し、ウィザードを終了します。

製品の更新パッケージをアンインストールする

次の手順に従って製品のアップデートのアンインストール パッケージを作成したら、他のパッケージとして配布および配置することができます。アンインストールするアップデートが、同じデバイスに対して同時に[インストールが必須]に設定されていないことを確認します。この設定では、同じワークステーションにアップデートが再インストールされます。

ヒント: 製品のアップデートのアンインストール パッケージに対して[必須]配置オプションを選択した場合、アンインストール スクリプトが自動的に実行され、選択したデバイス コレクション内のすべてのコンピュータからオートデスク製品がアンインストールされます。

重要: アップデートのアンインストール パッケージを使用していない場合のみ、アップデートのアンインストール パッケージをクライアント マシンにプッシュします。さもないと、プッシュが失敗する可能性があります。[ユーザ エクスペリエンス]ページの[ログオン要件]で、この Configuration Manager の設定、[ユーザがログオンしていない場合のみ]を使用します。

 

  1. アップデートのアンインストール スクリプトに使用するフォルダを、共有ネットワークの場所に作成します。
    ヒント: フォルダに、update-名前-uninstall などのわかりやすい名前を付けます。
  2. 新しいフォルダを開き、アンインストールする実行可能なアップデートを追加します。
  3. 右クリックして、[新しいテキストファイルを作成]を選択します。
  4. 新しいテキスト ファイルを開き、アップデートの名前に続いて使用するパラメータを入力します。次の AutoCAD の例では、ユーザの操作なしで、アップデートをサイレント アンインストールします。
    AutoCAD_2019.0.1_Update_64bit.exe /uninstall /quiet
    
  5. [名前を付けて保存]を選択し、ファイルの種類として[すべてのファイル(*.*)]を使用します。わかりやすいファイル名を使用し、ファイル名拡張子 .cmd を付けます。
  6. Configuration Manager でパッケージを作成し、パッケージ情報を入力して、アップデートのアンインストール スクリプトでネットワーク フォルダを指定します。
  7. [次へ]をクリックして[標準パッケージ]に進み、もう一度[次へ]をクリックします。
  8. 次のオプションを入力します。
    • 名前。アンインストール パッケージの名前。
    • コマンド ライン。 作成した製品のアンインストール フォルダに移動し、すべてのファイルを選択し、作成した .cmd ファイルを選択します。
    • 実行。 アンインストール スクリプトを非表示で実行するかどうかを選択します。
    • プログラムの実行条件。 ユーザがサインインしていなくてもアンインストール スクリプトを実行できるかどうかを指定します。
    • 実行モード。 推奨: [管理者権限で実行]を選択します。
  9. [次へ]をクリックして、[要件]に進みます。
    • 最初に他のプログラムを実行するかどうかを選択します。
    • アンインストールが特定のプラットフォームでのみ実行されるかどうかを指定します。
  10. [次へ]をクリックして設定を確定し、ウィザードを終了します。