管理者用インストール

クラシック インストーラから配置を作成する

2022 より前のほとんどの製品リリースには配置の作成に使用するインストーラ(クラシック インストーラ)が用意されています。2022 製品については、「Autodesk Account から配置を作成する」を参照してください。

注: 2022 より前の製品リリースの中にも、Autodesk Account での配置をサポートしているものがあります。

  • 3ds Max 2021
  • Maya 2020
  • Maya LT 2020
  • Revit 2021.1
  • VRED 2021

配置のオプションを設定する

  1. 配置中に作成される管理イメージに名前を付けます。 配置を一意に識別し、他の配置から明確に区別できる名前を選択します。
  2. 管理イメージ用に作成するネットワーク共有フォルダにアクセスし、一意の名前を付けます。
  3. 環境設定に必要な製品のみを含めるかどうかを指定します。このオプションを選択した場合、後で配置を修正して他の製品を追加することはできません。選択しない場合、管理イメージを修正することができます。
  4. サイレント モードでインストールを実行するかどうかを選択します。サイレント モードで実行した場合、製品がコンピュータにインストールされているとき、ユーザに配置は表示されません。
  5. 各コンピュータの Temp フォルダにログ ファイルを作成するかどうかを選択します。ログ ファイルを作成した場合、ユーザはそのファイルにアクセスして、自分のインストールを確認したり、トラブルシューティングしたりすることができます。
  6. 中央ファイルの場所にネットワーク ログ ファイルを作成するかどうかを選択します。このファイルは、すべてのインストールのデータを確認する場合に使用します。ネットワーク ログ ファイルを作成する場合は、共有フォルダに保存し、ユーザに読み取り / 書き込みアクセス権を付与します。

製品およびライセンス情報を提供する

オートデスク ソフトウェア使用許諾契約を確認して同意すると、製品およびライセンス情報を入力できるようになります。

  1. 製品の言語を選択できる場合は、言語を選択します。
  2. ライセンス タイプを指定します。ほとんどの配置では、ライセンス タイプはネットワークです。
    • 認められた名前のユーザが Autodesk Account を使用してライセンスにアクセスできるようにするには、[Autodesk ID]を選択します。
    • デバイスに割り当てられているライセンスのシリアル番号とプロダクト キーを使用するには、[シリアル番号(スタンドアロン)]を選択します。
    • Network License Manager (NLM)ソフトウェアを使用してネットワーク ワークステーションの製品ライセンスを管理する場合は、[ネットワーク]を選択します。
      • 選択したネットワーク ライセンス(シングル ライセンス、分散ライセンス、または冗長ライセンス)を指定します。
      • 次に、NLM がインストールされているサーバを選択します。

製品のインストールをカスタマイズする

配置を作成するときに、インストールする製品の既定の設定を受け入れることも、設定を環境設定してカスタム配置を作成することもできます。環境設定は、インストールされる製品のすべてのインスタンスに適用されます。配置を作成した後は、配置を修正しない限り、これらの設定を変更することはできません。

注: 各製品の環境設定のオプションを理解するには、製品のヘルプに記載されている製品のインストールの補足情報を参照してください。それらの補足情報を確認し、配置で各製品に対する正しい設定を決定してください。

  1. インストールする製品を選択します。目的の製品以外に、他の推奨製品が事前に選択されている可能性があります。それらの推奨製品を選択解除することにより、配置から除去します。
  2. インストールの種類を選択するよう求められた場合は、[標準]または[カスタム]を選択します。
    • [標準]:製品は、既定のオプションを使用してインストールされます。
    • [カスタム]:製品は、選択および環境設定したオプションを使用してインストールされます。環境設定可能なオプションには、たとえば、製品の動作の基本設定、サポート ファイルのインストール、オンライン リソースへのアクセスがあります。
  3. (省略可能)オートデスクやサードパーティ ベンダーのその他のソフトウェア コンポーネントをインストールします。これらのコンポーネントをインストールするには、インストーラに用意されている特別なテーブルに .exe または .msi ファイルを追加します。

他のソフトウェアを含める

  1. manage.autodesk.com で Autodesk Account にサインインします。
  2. [すべての製品とサービス]から、各更新プログラムを探してダウンロードし、配置に追加します。
  3. インストーラを起動し、[配置を作成]を選択します。配置が既に存在する場合は、製品配置フォルダの Tools フォルダに移動して[配置を作成または修正]を実行します。
  4. [追加]をクリックしてアカウントからダウンロードした更新実行ファイルをそれぞれ選択します。;
  5. 名前を追加します。
  6. 必要に応じて、[コマンド ライン パラメータ]フィールドにコマンド ライン パラメータを追加します。たとえば、通知を受け取らずに MSI をサイレント インストールする場合は、/quiet を追加します。
    注: サポートされているコマンド ライン パラメータについては、製品のドキュメントを参照してください。
  7. 矢印をクリックしてウィンドウを閉じます。
  8. 配置の作成または修正が完了するまで続行します。
  9. クライアント コンピュータで、配置インストールを開始します。
  10. 製品をインストールしたら、製品を起動して[ヘルプ] > [バージョン情報]でバージョンを確認します。次に、[製品情報]ダイアログ ボックスを選択します。製品の配置と一緒に更新プログラムが正常にインストールされたことを示す、最新の製品バージョンが表示されます。

更新を選択する

  1. manage.autodesk.com でアカウントにサインインします。
  2. [製品とサービス] > [製品の更新]に移動します。
  3. 各製品の使用可能な更新プログラムを確認し、ダウンロードする更新プログラムを選択します。

配置を配布する

配置をワークステーションにインストールするには、提供されたバッチ ファイルを使用して手動でインストールを実行するか、Microsoft Configuration Manager などのツールを使用します(Microsoft Web サイトの Microsoft Endpoint Configuration Manager のドキュメントを参照)。

配置をテストする

製品をワークステーションに配布する前に、テスト ワークステーションで配置を実行して、すべてが正しく動作することを確認します。

  1. 一般的なユーザ プロファイルを使用して、管理者権限のないプロファイルでクライアント マシンにサインインします。
  2. 製品を実行して、以下を確認します:
    • ライセンス エラーがない。
    • 作業に不可欠な主要機能が正常に機能する。
    • すべての更新、カスタマイズ、アドオンが正しく適用されている。