一般的に、ツールパスの作成には、コンピュータ支援製造ソフトウェアが使用されます。これらの適切な名前の付いた操作により、材料の除去または追加時に切削ツールが実行するパスが定義されます。切削速度、主軸回転速度、モーションの種類、切削ピッチ、切込みピッチなどの特定のパラメータを CAM ソフトウェアで定義し、コンピュータが実際のツールパスを生成するために使用する、ユーザの特定のアプリケーションに適合するようにします。次に、ポスト プロセッサはツールパス データをマシンが理解できる NC コードに変換します。

CAM ソフトウェアには、手書きのコードや対話式（制御部）プログラミングに比べて、いくつかのメリットがあります。まず、CAM ソフトウェアを使用すると、手作業で作成できない複雑なツールパスを作成できます。たとえ、高効率の荒加工ツールパスに含まれる複雑な工具動作、または、複雑なパーツ ジオメトリから作成された複雑な工具動作などです。Fusion 360 のような CAM ソフトウェアは CAD モデルに関連付けられており、モデルを変更すると自動的にツールパスが更新されるため、作業時間を節約し、再作業を削減できます。また、CAM では、機械上でジョブが実行されている間にプログラムを作成できるため、全体的な生産性が向上します。

はい。Fusion 360 にはポスト プロセッサの膨大なライブラリがあるため、多くの CNC マシンに対応する Gコードを生成できます。G コード（英語）は、多くの CNC マシンが操作に使用する言語で、プログラマーやオペレーターがマシンに指示を送るために用います。古い方法のように思えるかもしれませんが、G コードの生成は、現在の機械オペレーターの大半にとってプログラミング ワークフローの重要な部分です。

はい。Fusion 360 には、さまざまな CNC マシンをプログラムするための CAM ソフトウェアの一式が含まれています。Fusion 360 の製造機能には、プログラミングを簡単に習得し、CAM を簡単に使用できるように構築された最新のインタフェースと役立つヒントが備わっています。加工とプログラミングのプロセスを自動化できる非常に低価格なオプションです。