機能

PowerMill 2022 の新機能

Fusion 360 with PowerMill® 2022 の CAM ソフトウェアには、NC プログラムやツールパスのバックグラウンド検証、投影仕上げ加工の強化機能、改善されたツールパス制限、さらに高速化したインターフェイスなど、さまざまなアップデートが追加されています。 

  • ビデオ:仕上げ加工ツールパスでは平面状のサーフェスを自動的に除外できるため、底面が平坦な工具を使用して個別に加工することが可能

    バックグラウンド検証

    NC プログラムとツールパスの検証をバックグラウンド処理で実行することで、時間を節約できます。(ビデオ:1 分 46 秒 英語)

  • ビデオ:平面加工ツールパスの品質が改善し、パーツの特に内側コーナーの精度が向上

    強化された投影仕上げ加工

    範囲コントロールの新機能で、平面/線分/点の投影仕上げ加工ツールパスの作成がシンプルになりました。(ビデオ:1 分 24 秒)

  • ビデオ:アンダーカット形状を含むパーツに等高線仕上げ加工を施す際の 5 軸衝突回避機能の精度が向上

    生活の質(QOL)が向上

    マクロの新しいセキュリティ機能、ツールパス制限の改善、さらに高速なユーザー インタフェイスなどが追加されました。(ビデオ:3 分 07 秒 英語)

  • ビデオ:仕上げ加工ツールパスでは平面状のサーフェスを自動的に除外できるため、底面が平坦な工具を使用して個別に加工することが可能

    仕上げ加工ツールパスで平面を除外

    特定の仕上げ加工ツールパスから平面状のサーフェスを自動的に除外して、個別に加工できるようにします。(ビデオ:1 分 20 秒)(英語)

  • ビデオ:平面加工ツールパスの品質が改善し、パーツの特に内側コーナーの精度が向上

    平面加工

    平面領域の検出機能が改善し、ラスター ツールパスと 3D オフセット仕上げ加工ツールパスの精度が上がりました。(ビデオ:1 分 30 秒)(英語)

  • ビデオ:アンダーカット形状を含むパーツに等高線仕上げ加工を施す際の 5 軸衝突回避機能の精度が向上

    千鳥配列の始点

    強化された衝突回避機能と等高線ストラテジーで、アンダーカットのあるパーツの加工がシンプルになります。(ビデオ:1 分 03 秒)(英語)

  • ビデオ:拘束が適用された自動衝突回避機能を使用して 4 軸および回転ツールパスを処理できるようになり、安全性が向上

    4 軸の衝突回避

    4 軸ツールパスおよび回転ツールパスで自動衝突回避機能が使用可能になり、安全性が向上しました。(ビデオ:1 分 28 秒)

  • ビデオ:投影範囲を設定して投影ツールパスの範囲をコントロールすることで、パーツ加工の過不足を回避

    投影範囲

    高度な設定を使用して、サーフェス投影ツールパスおよびカーブ投影ツールパスの範囲をコントロールします。(ビデオ: 1 分 13 秒)

  • ビデオ:ジグザグ加工の始点を、閉じたパスを含むツールパスに自動的に適用可能

    千鳥配列の始点

    ツールパスの始点を再配分することで、マシンの加工動作をスムーズにし、サーフェス仕上げを向上します。(ビデオ:1 分 23 秒)

PowerMill 2021

  • 領域切削ツールパスに PowerMill のダイナミック マシン制御機能を使用する方法を示したビデオ

    粗加工の衝突回避

    領域切削ツールパスで、5 軸工作機械の動作を利用した自動衝突回避が可能になりました。 (ビデオ:1 分 17 秒)(英語)

  • 領域切削ツールパスに PowerMill のダイナミック マシン制御機能を使用する方法を示したビデオ

    DMC による領域切削

    PowerMill のダイナミック マシン制御(DMC)を使用して、領域切削ツールパスの局部領域の工具軸を編集できます。 (ビデオ:1 分 18 秒)(英語)

  • 干渉するツールパス セクションの特定において PowerMill のパフォーマンスが向上したことを示すビデオ

    干渉箇所をすばやく表示

    干渉するツールパス セクションの計算と表示がマルチスレッドになり、最大 68% 高速になりました。 (ビデオ:4 分 09 秒)(英語)

  • 処理速度の改善

    ツールパスの計算やプロジェクトを開く操作が高速化し、パーツの加工を迅速に開始できるようになりました。

  • モデルのフィレットが高速化

    モデルのフィレットでアクティブな境界が対象となるため、計算時間が最大 90% 削減されます。

  • 積層加工のアップデート

    プロファイリングの高速化や、強度の高いパーツ向けの新しい交互ラスター オプションなど、加工手法が改善されました。 

  • 急傾斜/低傾斜の加工順序

    PowerMill のツールパスにおける「上部から」の加工順序が強化されたことで、急傾斜/低傾斜の加工などにおいて、さらに安全かつ信頼性の高い結果が得られるようになりました。

  • 円弧フィットの改善

    ツールパスの円弧フィットの精度が向上し、工作機械の動作が改善したことで、サイクル タイムが短縮し、パーツの品質が向上します。

  • 衝突回避における安全性の向上

    自動工具軸の「工具軸編集」機能がアップデートされたことで、最大 98% 高速化したスピードで、さらに高品質な結果が得られるようになりました。

  • 急傾斜/低傾斜の機能拡張

    急傾斜/低傾斜仕上げ加工機能が改善され、サーフェス仕上げの精度が向上しました。

  • 衝突回避がよりスムーズに

    自動衝突回避では、安全でスムーズな 5 軸動作により、さらに多くの問題を検出して回避できるようになりました。

  • 等高線最適化加工の安全性が向上

    等高線最適化加工ツールパスでは、カスタマイズ工具を使用する場合などに、より高品質な結果を生成できます。

  • DED 用に輪郭とラスターを統合

    輪郭とラスターの加工方法を 1 つのツールパスに統合し、より高品質なパーツを積層造形で作成します。

PowerMill 2020

  • 速度の改善

    ツールパスの計算、シミュレーション、および検証の高速化により、プログラミング時間が短縮されます。

  • リードとリンクの高速化

    リードとリンクの計算にマルチスレッドを採用し、処理時間が一段と短くなりました。

  • 上向き傾斜コーナー仕上げ

    上向き急傾斜コーナー仕上げ加工の切削状態がより安定し、サーフェス仕上げが改善されます。

  • モデル書き出しオプションが追加

    CAD モデルから書き出すファイル形式を幅広いオプションから選択でき、チーム間のコラボレーションが容易になります。

  • PowerMill ビューア

    追加コストなしで、複数のコンピューターでプロジェクトのコンテンツを表示、解析、シミュレートできます。

  • モデルのフィレットの改善

    仕上げ加工ツールパスの内側コーナーにフィレットを自動的に追加して、工具の損傷を最小限に抑えます。