Autodesk CFD の主な機能

フロー制御

設計を最適化して、圧力降下や流れの分布を向上

熱伝達シミュレーション

固体間の熱伝達、または固体から流体への熱伝達など、あらゆるモードの熱伝達を計算

意匠・設備設計への応用

空調・換気設備の設計を最適化し、建物を効率化

自由サーフェス モデリング

液体と気体の間のインターフェイスをシミュレーション。波、スロッシング、流出などの流れ現象をモデル化

モーション シミュレーション

ソリッド オブジェクトの動作と周囲の流体の相互作用を解析

湿度と結露

湿潤ガスの液体凝縮をモデル化

太陽熱負荷

構造物とその占有スペースのエネルギー性能と効率に対する太陽熱の影響を特定

煙の可視化

煙が部屋に充満するパターンを測定し、設計変更の必要性や出口標識の配置場所の決定に活用

回転(ターボ機械)

静止(非回転)基準フレームに囲まれた回転装置を解析

Autodesk CFD の機能

読み込みと設定

CAD から起動

Autodesk Inventor、Autodesk Revit、AutoCAD Architecture、AutoCAD MEP から Autodesk CFD (数値流体力学)に CAD モデルを送信できます。サードパーティ製 CAD のモデル データ形式にも対応し、簡単に読み込むことができます。


サーフェス ラップ

サーフェス ラップを使用して、モデルの複数のボディを 1 つにまとめ、外部ボリュームを追加して、Autodesk CFD に転送するための高品質のメッシュを生成します。


メッシュの読み込みとアダプティブ メッシュ

I-deas(.unv)や Nastran(.nas や .dat)などのソフトウェアから既存のメッシュを読み込みます。アダプティブ メッシュのサイズ調整には、解析ジオメトリの包括的なトポロジー調査を使用して、設計全体に適切なサイズを適用します。


解析

ソルバー マネージャー

1 つのダイアログから複数のシナリオのスケジュール設定、管理、シミュレーションを行えます。


カスタム結果の計算

カスタム結果量を設定して標準的な CFD 結果を超える量を解析し、視覚化します。


リモート解析

ネットワーク上のリモート コンピューターでシミュレーションを実行したり、異なるコンピューターにわたる複数の解析をスケジュール設定したりできます。


ハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)

Autodesk CFD は、マルチコア コンピューターやコンピューター クラスタによるシミュレーションをサポートしています。


クラウド解析

Autodesk CFD は、ローカルのリソースを占有することなくシミュレーションを実行できるクラウド解析オプションを提供します。Flex トークン でご利用いただけます。


スケーラブル ソルバー

1,000 万を超える要素のシミュレーションにスケーラブル ソルバーを使用すると、各プロセスをプロセス/スレッドのハイブリッドとして複数のスレッドで実行できるだけでなく、キャッシュ性能を最適化できます。


結果の可視化

断面平面

結果を 3D モデルで視覚化し、断面の色付きビューで表示します。


パーティクル トレーシング

染料を注入したかのように流れをバーチャルでシミュレーションし、流れの動きを特定します。


等値面

流れの特性に基づいて予測される物理的な形状を使用して、流れの結果が一定の値を示す部分を確認できます。


等値ボリューム

指定された結果量の値の範囲内にあるモデルのボリュームを視覚化します。


壁面の計算

熱流束や壁面温度など、ソリッドサーフェスおよび壁面サーフェス上の流体力を計算します。


解析結果部品

部品を評価し、解析結果の部品をサマリー部品に設定します。ディシジョン センターでこれらを使用して重要な値を評価できます。


結果ポイント

モデル内の特定の位置の時間および収束計算履歴をプロットします。サマリー ポイントを指定して重要値を評価し、複数のシナリオの結果を比較することもできます。


ポスト プロセス

FEA への書き出し

Autodesk CFD の解析結果を、主要な FEA ツールを使用した FEA 解析の境界条件として適用できます。


Autodesk CFD ビューア

Autodesk CFD の解析結果をグラフィカルに表示して共有しながら、複数のエンジニアリング ワークグループ間でコラボレーションできます。


レポート作成

レポート結果を分かりやすく伝えるためにカスタマイズできます。