Autodesk Arnold の主な機能

Arnold のパワフルなツールセットを使えば、ふさふさとした毛並みのクリーチャーから見たこともないような風景まで、プロ級の 3D キャラクターや複雑なシーンを簡単にレンダリングできます。

Arnold GPU

CPU と GPU をシームレスに切り替えながらレンダリングできます。

サブサーフェス スキャッタリング

レイ トレーシング ベースの高性能なサブサーフェス スキャッタリング機能を利用すれば、ポイント クラウドの調整はもう必要ありません。

ヘアとファー

カーブ プリミティブの効率的なレイトレースにより、わずかなメモリで複雑なヘアとファーをレンダリングできます。

モーション ブラー

3D モーション ブラーは、シャドウ、ボリューム、間接照明、反射、屈折と相互作用します。

ボリューム

ボリューム レンダリングを使用して、煙、雲、霧、火砕流、火災などのエフェクトをレンダリングします。

インスタンス

変形やマテリアル オーバーライドを使用して、多くのシーン オブジェクトのインスタンスを効率的にレイトレースします。

サブディビジョンとディスプレイスメント

Catmull-Clark サブディビジョンに対応。滑らかにカーブしたサーフェスを作成できます。

Open Shading Language(OSL)のサポート

グローバル イルミネーション レンダラー用の高度なシェーディング言語、Open Shading Language(OSL)を使用します。

ライト パス エクスプレッション

LPE(ライト パス エクスプレッション)で AOV(任意の出力変数)を作成。制作ニーズに応える強力かつ柔軟な機能です。

アダプティブ サンプリング

イメージの最終品質を損なうことなくレンダリング時間を短縮できる、新しいサンプリング方法です。

トゥーン シェーダ

輪郭フィルタと組み合わせて使用することで、非フォトリアリスティックなシェーディングが実現します。

デノイズ

強力なノイズ除去機能により、低品質なサンプリング設定も使用可能となります。

Autodesk Arnold の機能

Arnold ツールセットに含まれる機能

柔軟性と拡張性に優れた API

Arnold を外部アプリケーションと統合して、独自のシェーダ、カメラ、ライト フィルタ、出力ドライバを作成できます。


Universal Scene Description(USD)のサポート

パワフルな USD を制作現場で最大限に活用できます。


イメージャ

ブルーム、ライト ミキサー、Noice、および OptiX デノイザーの 4 種類のイメージャを使用して、レンダリングのたびにライト エフェクトを制御し、ノイズを自動的に除去することができます。


スタンドアロンのコマンドライン レンダラー

Arnold にはネイティブのシーン記述形式があり、これは可読形式のテキスト ファイルとして保存されます。これらのファイルは C/Python API で簡単に編集したり、読み書きすることができます。


標準サーフェス シェーダ

多様なマテリアルと外観を簡単に生成できる、物理ベースのウーバー シェーダです。


標準ヘア シェーダ

鏡面反射光の場合は D'Eon モデル、拡散反射光の場合は Zinke モデルに基づいてヘアとファーをレンダリングする、物理ベースのシェーダです。


Alembic プロシージャル

ネイティブのプロシージャルを使用して、Alembic ファイルを変換せずに直接レンダリングできます。


プロファイル API と構造化された統計情報

さまざまなツールを使用して、これまでより簡単にパフォーマンスの問題を特定し、レンダリング プロセスを最適化することができます。


マテリアルの割り当てとオーバーライド

レンダリング時にオペレータでシーンのあらゆる部分をオーバーライドできます。また、MaterialX などのオープン スタンダード フレームワークもサポートします。


Cryptomatte 搭載

モーション ブラー、透過性、および被写界深度をサポートし、ID マットを自動的に作成します。


OpenColorIO を統合

OpenColorIO を使用して最新のカラー管理を実現できます。